イベント・セミナー
~ ウィズコロナの年間講義を振り返って~
CAUAシンポジウム2020「学生の成績評価と教育の質保証 」
大学のオンライン授業と評価の事例を共有
平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。
新型コロナウイルスへの対応から始まった2020年度ですが、この影響はまだしばらく続きそうな気配です。
2020年度の期初は授業を止めないことが重要視され、オンライン授業が始まりましたが、期末におけるテストやレポートでの学修成果の測定(評価)についても、これまでの対面授業とは異なる対応に迫られています。
また、オンライン授業により、これまでの対面型講義では得られなかった授業コンテンツの閲覧履歴や小テストの結果など、様々な学習履歴データが集積されています。これらの教育データを活用しながら、学習者の評価を行い、より教育効果を高める取り組みをご紹介いただき、2年目を迎える教育の質保証について考えます。
ご多忙の折とは存じますが、皆様のお申し込みを心よりお待ち申し上げます。
開催概要
- 開催日時
- 2021年2月16日(火)14:00 ~ 17:00 (受付開始 13:40)
- 申込期間
- 会場
- 定員
- 対象者
- 主催
- CAUA
- 共催
- 協賛
- 協力
- 後援
- 費用
- 無料(事前登録制)
詳細内容
14:00~14:05 オープニング
東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 教授、CAUA副会長
斎藤 馨氏
14:05~14:45 講演1「高等教育における新しい理解度評価の考え方」
大学を中心とする高等教育機関においては、学生の理解度の評価方法は重視されてこなかった。このような状況において、今回のCOVID-19による遠隔教育の実施とMOOCの流行による超多人数評価は大きな影響を与えた。本講演では、このような新しい理解度評価の考え方を概観する。
早稲田大学 理工学術院 教授、CAUA会長
深澤 良彰氏
14:45~15:25 講演2「教育・学習効果の向上に向けた教育データの利活用」
コロナ禍でのオンライン授業への実施によって、大量の学習データ( デジタル教材や学習ログなど)が蓄積された。しかしながら、これを教育改善や学習支援のために有効活用することは、あまり実施されていない。 本発表では、デジタル教科書の利用履歴や小テストの手書き答案などの教育データを解析することによって、教育効果を高めるための取り組みについて報告する。
京都大学 学術情報メディアセンター 教授
緒方 広明氏
15:25~15:55 講演3「適応型システムを活用した個別最適な学びの実現に向けて」
適応型のWebテストを活用して知識の習得と活用を反転的に予習させ、授業中にアクティブラーニングで応用的な課題学習を行う授業設計をすべてオンラインで実施して、個別最適な学びを促進する事例を紹介する。
公立千歳科学技術大学 理工学部情報システム工学科 情報メディアセンター長 教授
小松川 浩氏
15:55~16:05 休憩
16:05~16:55 パネルディスカッション「学生の成績評価と教育の質保証」
<コーディネータ>
NPO法人CCC-TIES副理事長、CAUA監事 小野 成志氏
<パネリスト>(五十音順)
緒方 広明氏 (京都大学 学術情報メディアセンター 教授)
小松川 浩氏 (公立千歳科学技術大学 理工学部情報システム工学科 情報メディアセンター長 教授)
島野 顕継氏 (大阪工業大学 情報科学部ネットワークデザイン学科 准教授、CAUA運営委員)
深澤 良彰氏 (早稲田大学 理工学術院 教授、CAUA会長)
16:55~17:00 クロージング
株式会社mokha
代表取締役社長、CAUA運営委員長
安東 孝二氏
本イベント・セミナーへのお申し込み
お問い合わせ
CAUA事務局 caua-ad@ctc-g.co.jp